西村 真紀 委員長

 

委員長の西村真紀です.川崎市の小さな教育診療所で所長および指導医として働いています.学会合併前の家庭医療学会の時、自らが利用者としても利用した託児所を学術集会で初めて設置,その運営を担当しました.学術集会では「家庭医の家庭」というワークショップを行って女性医師のワークライフバランスについて悩みを共有しました.そのころの私のモットーは「ベストではなくベターをめざす.」完璧を目指さない働き方や子育てで意外に楽しく仕事も子育てもやってこられました.それは悩みを共有できる場が学会にあったことが大きかったと思います.

 

 今,学会では理事として当委員会,健康の社会的決定要因検討委員会に所属しています.当委員会の委員長として4期目になります。2018年度から、委員会名が男女共同参画委員会からダイバシティ推進委員会になりました。委員会の実践と社会の変化により、もはや女性だけを活動の対象とするのではなくすべての会員が多様な力を発揮できる職場やや学会が重要になってきました。学会内ででは意思決定機関での女性や多職種の割合を増やす取り組みを行ってきました。女性理事が2名→20164名→20186名(うち薬剤師1名、看護師1名)に増え、代議員、座長も多様な方が入ってくださるようになりました。学術大会でのキャリアCaféが定着化して多くの委員会の協力のおかげで多職種や様々な立場のキャリア支援が進んでいます。学術大会やセミナーでの当委員会の催しでは圧倒的に男性医師、管理職の参加が多くなりました。これも支援される側、支援する側、ジェンダーや背景を問わず多くの方がダイバシティに関心や期待を示してくれている証だと思います。多様な働き方を支援し会員の皆様とともに豊かな職場環境作りを考えていきます。それにより患者さんによい医療を提供できることを目指しています。これからも委員会活動を頑張っていこうと思います。ご意見、ご協力をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。